こんにちはMEDIA HACKの川﨑です。
インターネット上での情報探しは、私たちの生活にとって欠かせないものとなりました。その中心にあるのが、Googleなどの検索エンジン。

そして、その検索エンジンから自分のウェブサイトへと訪問者を引き寄せるためには、SEO(検索エンジン最適化)が欠かせません。

今までくどくどとやってきましたが、今回はSEOの効果を図るGoogleアナリティクスについてです。

Googleアナリティクスは、ウェブサイトの訪問者数や訪問者の行動、どのページがよく見られているかなど、ウェブサイトの利用状況を詳しく分析することができるツール。

これにより、ウェブサイトのどの部分が訪問者にとって価値があるのか、どの部分を改善すべきなのかを見つけることができます。
Googleアナリティクスを入れるだけでSEO対策にもなりますが、どうせ入れるならその詳しい使用方法と、効果測定も覚えておきたいですよね。

それでは早速行ってみましょう!

1日目:キーワード選定とは?

まずは、自分のウェブサイトがどのようなキーワードで検索されることを目指すのかを決めます。これは、自分のウェブサイトのテーマや内容、ターゲットとする読者の興味に基づいて選びます。

2日目:SEO内部対策とは?

自分のウェブサイト内部でできるSEO対策を行います。これには、キーワードを適切に使用したコンテンツの作成や、ウェブサイトの構造を検索エンジンが理解しやすいようにするなどの対策が含まれます。

3日目:被リンクの増やし方とは?

他のウェブサイトから自分のウェブサイトへのリンク(被リンク)を増やすことも重要なSEO対策の一つです。これにより、自分のウェブサイトの信頼性と権威性が向上します。

4日目:コンテンツの作り方とは?

SEO対策において、高品質なコンテンツの作成は欠かせません。読者にとって価値のある情報を提供し、読者が自然とシェアしたくなるようなコンテンツを作ることが求められます。

5日目:SEO対策の新常識 "E-A-T"とは?

最近のSEO対策では、"E-A-T"(Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)という考え方が重要視されています。これは、専門性、権威性、信頼性の3つの要素を高めることで、ウェブサイト全体の評価を上げるという考え方です。

6日目:Googleアナリティクスで効果測定する方法とは?←イマココ

SEO対策は一度行ったら終わりではありません。定期的に結果を測定し、必要に応じて改善を行うことが重要です。

7日目:SEO用語集

SEO(検索エンジン最適化)に関連する用語や概念を集めたリソースです。

※弊社ではMOZを参考にSEO対策を行なっております

【Googleアナリティクスの使い方】基本的な使用方法とは?

Googleアナリティクスを使いこなすためには、まず基本的な使い方を理解することが大切。
ここでは、Googleアナリティクスのアカウント作成から設定までの基本的な手順をご紹介します。

まずは、Googleアナリティクスの公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。すでにGoogleのアカウントをお持ちの方は、そのアカウントを使用してログインすることも可能。

アカウント作成後、画面の指示に従ってウェブサイトの情報を入力します。

次に、ウェブサイトにGoogleアナリティクスを設定するためのコードを取得します。このコードをウェブサイトの各ページに設定することで、訪問者の行動を追跡することができます。この作業は少々技術的な知識が必要ですが、ウェブサイトの制作に関わる方やIT担当者に依頼することも可能です。

設定が完了したら、Googleアナリティクスのダッシュボードから、ウェブサイトの訪問者数や訪問者の行動、どのページがよく見られているかなどの情報を確認することができます。

ちなみにWordPressでホームページを作っているブロガーさんやWEB担当者にはプラグインもおすすめです。

◆おすすめプラグイン

Google Analytics for WordPress by MonsterInsights

他のGoogleアナリティクスプラグインとは異なり、MonsterInsightsでは、数回クリックするだけで、Googleアナリティクスの高度な追跡機能をすべて有効にすることができます(開発者を雇う必要はありません)。

最高の部分は、MonsterInsightsがWordPressの分析ダッシュボードを提供し、WordPressのダッシュボード内で具体的な分析レポートを表示することです。私たちは、余計な情報を排除し、重要な統計のみを表示するカスタマイズレポートを作成しました。これにより、何がうまくいっていて何がうまくいっていないかを正確に把握することができます。

端的に言えば、MonsterInsightsは、使いやすさと強力さを兼ね備えた、最も完全なGoogleアナリティクスプラグインです。

Google Analytics for WordPress by MonsterInsights

Site Kit by Google

Site Kit は、Google の公式 WordPress プラグインであり、ユーザーがどのようにサイトを見つけて使用するかについてのヒントを提供します。Site Kit は、ウェブ上でサイト分析を成功させるために重要な Google ツールを展開、管理、チェックするためのワンストップソリューションです。WordPress ダッシュボードで複数の Google 製品の信頼できる最新のアクセス解析を提供し、簡単に確認できるようにします。すべて無料です。

Site Kit by Google

【Googleアナリティクスの使い方】Googleアナリティクスで覚えておきたい基本ワード

Googleアナリティクスを活用するためには、どのようなデータを見るべきなのか、そのデータが何を意味するのかを理解することが重要です。ここでは、Googleアナリティクスで測定する主要ワードについて詳しく紹介します。

1、ページビューとは?

これは、ウェブサイトの特定のページが表示された回数を示します。ページビューが多いということは、そのページが訪問者にとって魅力的である可能性が高いと言えます。

2、セッションとは?

これは、ウェブサイトを訪れた一人のユーザーが行った一連の行動を示します。一つのセッション中にユーザーがどのような行動を取ったのかを分析することで、ウェブサイトの使いやすさやコンテンツの魅力度を評価することができます。

3、ユーザーとは?

これは、特定の期間内にウェブサイトを訪れたユーザーの数を示します。ユーザー数が多いということは、ウェブサイトが多くの人々に認知されているということです。

4、バウンス率とは?

これは、ウェブサイトを訪れたユーザーが一つのページだけを見てすぐに離れてしまった割合を示します。バウンス率が高いということは、訪問者がウェブサイトの他のページを見ることなく離れてしまっているということです。

この4つだけ頭に入れておけば、Googleアナリティクスがどのような数値を追っているかわかると思います。
次にGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの連携についてみていきましょう!

【Googleアナリティクスの使い方】Google Search Consoleも連動させよう!

Googleアナリティクスだけでなく、Google Search ConsoleというツールもSEO効果の測定には欠かせません。(サチコンなど略すこともあります)
これら2つのツールを連携させることで、より深い洞察を得ることができます。

Google Search Consoleは、ウェブサイトがGoogle検索結果にどのように表示されているかを確認し、検索パフォーマンスを改善するためのツールです。具体的には、どのキーワードでウェブサイトが検索結果に表示されているか、そのキーワードでの表示順位やクリック数などを確認することができます。

GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを連携させることで、これらの検索パフォーマンスのデータとウェブサイトの利用状況のデータを一元的に分析することが可能。これにより、どのキーワードがウェブサイトへの訪問者をもたらし、その訪問者がウェブサイトでどのような行動を取っているのかを詳しく知ることができます。

この連携は、Googleアナリティクスのダッシュボードから設定することができます。
設定方法は少々複雑ですが、Googleの公式ガイドを参照しながら進めることが可能です。

GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを連携するには以下の手順を参考にしてください。

  1. Google Search Consoleでサイトの所有権を確認します。これは、所有権を確認することで、そのサイトのプライベートなGoogle検索データへのアクセスが可能になり、Google検索がそのサイトをどのようにクロールするかを影響させることができるからです。
  2. Google Search Consoleの所有権確認についての詳細情報は、Google Search Consoleヘルプセンターで利用できます。
  3. 所有権を確認したら、GoogleアナリティクスでSearch Consoleのデータを設定します。これについての詳細は、Googleアナリティクスヘルプで確認できます。

これらの手順を踏むことで、GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを連携させることができます。

Google Search Console

【Googleアナリティクスの使い方】SEO戦略の改善と最適化に活用する!

GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleから得られるデータを活用して、ウェブサイトのSEO戦略を改善し、最適化する方法について考えてみましょう。

「どのページが多くの訪問者を引きつけているのか、また、どのページが訪問者にとって価値があると感じさせているのか」を確認します。

これらのページの共通点を見つけることで、他のページも同様に訪問者に価値を提供するよう改善することができます。

次に「どのキーワードでウェブサイトが検索結果に表示されているのか」を確認します。

これらのキーワードがウェブサイトの内容と一致しているか、また、これらのキーワードを更に活用することで訪問者数を増やすことができるかを考えます。

そして「訪問者がウェブサイトでどのような行動を取っているのか」を詳しく分析します。

例えば、訪問者がウェブサイトをすぐに離れてしまう(バウンス率が高い)場合、ウェブサイトのデザインやコンテンツ、ナビゲーションなどを改善することで、訪問者がウェブサイトに長く滞在し、深く探索するように促すことができるのです。

ある程度コンテンツを増やした状態での活用になりますが、流入ワードとサイト滞在時間からユーザーの満足度を推しはかり、必要に応じてコンテンツを増やしていくようにしましょう。

【Googleアナリティクスの使い方】具体的なSEO改善策とその効果

具体的なSEO改善策とその効果について考えてみましょう。ここでは、実際の事例を交えてご紹介します。

キーワードの最適化

あるウェブサイトは、特定のキーワードでの検索結果に表示されることを目指して、そのキーワードをウェブサイトの各ページに適切に配置しました。その結果、そのキーワードでの検索結果にウェブサイトが表示される割合(インプレッション)が大幅に増加し、ウェブサイトへの訪問者数も増えました。

コンテンツの改善

別のウェブサイトは、訪問者がウェブサイトをすぐに離れてしまう(バウンス率が高い)問題を解決するため、コンテンツを見直しました。具体的には、訪問者が求めている情報を提供するコンテンツを作成し、それをウェブサイトの目立つ位置に配置しました。その結果、訪問者がウェブサイトに長く滞在するようになり、バウンス率が大幅に改善しました。

ウェブサイトの使いやすさの改善

またあるウェブサイトは、訪問者がウェブサイト内で求めている情報を見つけられないという問題を解決するため、ウェブサイトのデザインとナビゲーションを改善しました。その結果、訪問者がウェブサイト内を深く探索するようになり、訪問者一人当たりのページビュー数が増えました。

これらの事例からわかるように、GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleから得られるデータを活用して、ウェブサイトのSEO効果を改善することは十分可能なのです。

諦めず戦略的にSEO対策を行なってください。

【Googleアナリティクスの使い方】まとめ

この記事では、GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを活用して、ウェブサイトのSEO効果を測定し、改善する方法について詳しくご紹介しました。

まだこれらの計測ツールを導入していない方はすぐに実施してください。
とはいえ「一度設定したら終わり」というものではありません。検索エンジンのアルゴリズムは常に変化し、ユーザーの検索行動も変わります。

定期的にSEO効果を測定し、必要に応じて戦略を見直し、改善してみてください!
それではまた次の記事で!